MVNOとはどんなもの?メリットやデメリットなどをわかりやすく解説

iPhoneユーザーの中には、機種変更とともにMVNOへの切り替えを検討している人も多いと思います。

MVNOの利用者は右肩上がりに増えていますが、MVNOがどのようなもので、どんなメリット・デメリットがあるのかわからない人も多いのではないでしょうか。

この記事では、MVNOとはどんなものなのか、メリットやデメリットなどを解説します。

MVNOとは

通信サービスを提供する会社と言えば、ドコモやソフトバンク、auなどの大手通信会社を想像する人が多いと思います。

MVNOとは、そのような大手通信会社の無線通信インフラを借りて通信サービスを提供する事業者のことです。

MVNOが近年誕生したものだと思っている人も多いかもしれませんが、日本で初めてMVNOが登場したのは2001年と既に20年以上の実績があります。

近年はMVNOを手掛ける事業者が増えたため、再注目されるようになりました。

MVNOのメリット

大手通信会社からMVNOに乗り換える、両方と契約している人も増えていますが、MVNOにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

MVNOの主なメリットとして、以下の2つが挙げられます。

・通信費を大幅に抑えられる

・料金プランがシンプル

それぞれのメリットを詳しく説明していきます。

通信費を大幅に抑えられる

大手通信会社は、基地局の建設や維持、実店舗を運営するための人件費といったさまざまなコストが発生します。

事業を運営するためにかかったコストを月々の利用料金で回収することになるため、大手通信会社の月額利用料金は比較的高めに設定されています。

しかし、MVNOの場合は、実店舗を有していない、通信インフラを借りているのでコストが大手通信会社ほどかかりません。

その結果、月々の利用料金も低めに設定されているので、通信費を大幅に減らせることから注目されています。

料金プランがシンプル

大手通信会社の料金プランは複雑な仕組みになっているため、オプションなどを付けると料金が高くなることも珍しくありません。

MVNOの料金プランはシンプルなものが多いのが特徴です。電話が中心なのか、SNSといったネット利用が中心なのかで料金プランが分かれているケースが多いです。

料金プランがシンプル、どのくらいの費用がかかるのか明確である点もMVNOのメリットと言えるでしょう。

MVMOのデメリット

「通信費を抑えられるのであればMVNOを契約したい」と考えた人もいるかもしれませんが、MVNOにはメリットだけでなくデメリットも伴うので両方を把握することが大切です。

MVNOの主なデメリットとして、以下の4つが挙げられます。

・実店舗がないことがほとんど

・利用可能な端末が少ない

・プランによっては通信費が高くなる

・通信速度が遅くなる可能性がある

それぞれのデメリットを詳しく解説していきます。

実店舗がないことがほとんど

MVNOは実店舗を構えていないことがほとんどです。

インターネット上で手続きを進めることになるため、インターネット利用に慣れていない人には不便です。

また、実店舗がないということは何らかの問い合わせをしたくても問い合わせ方法が電話・メールだけなので、問題解決に時間がかかりやすい点もデメリットと言えるでしょう。

利用可能な端末が少ない

MVNOを契約する際は、MVNOの提供する端末やSIMフリー端末を利用することになります。

大手通信キャリアの場合、提供する端末にSIMロックがかかっていて、これまで使えていた端末をそのまま利用できないということも珍しくありません。

SIMロックを解除できても、音声通話に制限が加わるケースもあるので注意しましょう。

プランによっては通信費が高くなる

通信費が大手通信会社と比較して安いのがMVNOの魅力ですが、必ず通信費が安くなるとは限りません。

インターネット料金は安いものの、通話料が高いプランの場合、大手通信会社と同じ感覚で電話をすると通信費が高額になるリスクを伴います。

音声通話のかけ放題プランなどを提供していないケースも多いため、本当に安いかどうかシミュレーションをしっかり行ってから契約しましょう。

通信速度が遅くなる可能性がある

大手通信会社の無線通信インフラを使っているのであれば、安定した通信が期待できると考えている人も多いと思います。

しかし、実際は、利用者が重なる時間帯では通信速度が遅くなるといったように通信速度が不安定になりやすいのが現状です。

同じ大手通信会社の無線通信インフラを借りているMVNOでも、MVNOによっては通信速度に差が生じます。

MVNOを契約する際は、通信費の安さだけでなく通信速度が安定しているかなどを利用者の口コミを参考にしながら決めましょう。

まとめ

MVNOは大手通信会社から無線通信インフラを借りることによってコストを抑えることで、通信サービスを安く提供しています。

通信費を抑えられるため、大手通信会社から乗り換え、2台持ちしている人も多くいますが、メリットだけでなくデメリットも伴います。

通信費を抑える目的だったにもかかわらず通信費が高くなった、実店舗がない、通信速度が不安定で利便性が悪いなどの点に不満を感じる人も多いです。

乗り換え、2台持ちを後悔しないためにも、下調べをしっかり行ってから契約しましょう。